6位 ブライスのパラドックス
ニューヨークは渋滞を緩和するために、一番多く利用されていた42丁目の道を取り壊した。そしてそれ以外に道を一切作らなかった。
道をただ取り壊しただけで、むしろ目的地にいく道が少なくなったのにも関わらず、渋滞は改善した。
理由は、42丁目が近道だったために車が殺到してむしろ渋滞を引き起こしていたからである。
取り壊したとたん、車は大して時間がかからない他の複数の道を適当に利用するようになり、渋滞が解消されたのだった。
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5位 サンクトペテルブルクのパラドックス
コインを表が出るまで投げ続け、表が出たときに、賞金をもらえるゲームがあるとする。
もらえる賞金は、1回目に表が出たら1円、1回目は裏が出て2回目に表が出たら倍の2円、2回目まで裏が出ていて3回目に初めて表が出たらそのまた倍の4円、3回目まで裏が出ていて4回目に初めて表が出たらそのまた倍の8円となっていく。
この場合ゲームに何円までなら払っていいのか?
実は期待値計算をしたら、数値が無限大になる。
つまり、参加費1兆円でも払うべきだとなるのだ。
期待値に頼りすぎるのはよくないことが分かるパラドックスといえる。
これって無限という数字を組み込めばどんな賭け事にも言えることだよな
>>34
せやな
限りなく確率低そうなギャンブルに賞金無限とか入れるだけで成立する
4位 コンドルセのパラドックス
ABC3人の候補者を甲乙丙3人の選挙で決める。希望が上の順の時、Bを公平な選挙で当選させることができるか?
まずCとAで多数決を取る。そうするとCが勝つ。
残ったCとBで多数決をとればBが当選するのである。
これにて公平な多数決でBが当選した。
ちなみに多数決の取り方を変えたら、AでもCでも当選する。
3位 倹約のパラドックス
経済学で必須の、そして経済学の不完全さを現したパラドックス。
景気が悪くなるとその対策として皆が倹約する。
その結果として需要が減り、さらに景気が悪化する、というもの。
倹約という不景気対策が逆に事態を悪化させるのがまさしくパラドックス。
じゃあどうすればいいのだろうか?
これどうしたらええのん
>>23
倹約するな
金を出せ
その為には魅力的な商品を無理矢理出すしかない
その為に大企業に政府は金出せ
そうしたら大企業が金を取り込んでホクホクする
民衆がキレる
以下無限ループ
2位 アビリーンのパラドックス
A「今から秋葉原行こう!(他のみんなアニオタだし……自分は行きたくないけど)」
B「OK!(本当は中野なんだけどなあ……でもまああんまり変わらんしまあいいか)」
C「いいよ!(本当は池袋だけどみんな秋葉原行きたそうだし)」
D「ええぞ!(うわーみんな賛成してんじゃん、ワイ家で寝たいんやけど)」
結果誰も秋葉原に行きたくないのに、秋葉原に行く羽目になった。
同調圧力の典型例。
1位 ジャパニーズパラドックス
そのものズバリ。
日本人の喫煙率は他国よりも圧倒的に多い。
しかし喫煙によって生じる筈である心筋梗塞発症率は欧米諸国に比べて10分の1から5分1と、実際には心筋梗塞の発症が日本人には少なくなる。
これは日本ホルホルの典型例で、他にも例えば二次エロが増えた年は性犯罪率が少ない等があげられる。
実はポルノもタバコも大きな可能性を見落としていることが指摘されている。
それは性犯罪が少なくなってきたから、ケチつけられないし二次エロ出してもいいや!という可能性である。
タバコも同じく、心筋梗塞少なくなったからタバコ吸お!という可能性があり得る。
どちらが正しいかは、結果を数年~数十年たたないと分からない。
なんでや
役立つっていうから解決させるものだと思ってたけど、6位以外解決させる事象じゃなかったから
こういう事例があるから安易に多数決や日本ホルホルはやめたほうがええぞっていう教訓やで
なるほど。でも1位の欧米ってくくりはおかしいやろ。南米と東欧、北米と西欧ってかなり文化や価値観が違うと思うんだが。
>>22
どっちかというと心筋梗塞はタバコのせいじゃない理由にあげるのはおかしいって意味やで
二次エロが出たから性犯罪が減ったといいうのも、理由がどっちかは分からんから数年以上たたんと何とも言えんってやつ
"欧米"のくくりがざっくりしすぎていると言いたかっただけなんだけど、まあいいや
フレンチパラドックスはフランス人ホルホルしていいやつなんか?
集団や資金が大きくなるとモラル低下するから無理やね