2月末に開幕したJリーグは夏の中断期間を経て、各チームが残り10試合ほどを残す“最終段階”を迎えようとしている。7月終了時点では王者・川崎が18勝4分と圧倒的な戦績を収めて首位を独走していたが、夏に三笘薫、田中碧の“飛車角”が海外に移籍。チーム再構築を強いられた中、8月以降は2勝2分1敗と失速。その間、横浜FMが勝点を積み上げて勝点1差にまで一気に詰め寄った。さらに今夏、上位を争う神戸、浦和が大型補強を敢行。「川崎1強時代」から、Jの勢力図が再び移り変わろうとしている。
今夏、最も巨額な資金を注ぎ込んだのが、神戸だ。バルセロナのユニフォームの胸スポンサーも務めた楽天の資金力とブランド力を武器に、武藤嘉紀、大迫勇也、ボージャンという3人の“名のあるFW”を次々と獲得。エース・古橋亨梧がセルティックへと旅立ったが、元日本代表&現日本代表&元スペイン代表を迎え入れ、バリエーションの増加を図った。
早速、武藤は8月21日の鹿島戦で途中出場し、裏への抜け出しから右足アウトサイドでの絶妙クロスで山口蛍の決勝ゴールをお膳立て。続く25日の大分戦では大迫、武藤が揃ってスタメン出場して3対1の勝利に貢献した。しかし、その後の2試合は1分1敗で得点1。9月5日の広島戦では、後半29分からボージャンもデビューしたが、まだ新加入の3選手が同時にはピッチには立っておらず。いずれも無得点であり、3選手の起用法、チーム全体の布陣も含めて手探り状態。今後、連携面は向上してくるはずだが、「古橋のマイナス分」もあり、戦力が噛み合うには時間を要するだろう。
一方、その5位の神戸と現在、同じ勝点で並ぶ6位・浦和は、8月14日から4勝1分の好成績を収めており、夏に補強した5選手(ショルツ、酒井宏樹、平野佑一、江坂任、木下康介)が早くも戦力となっていると言える。特にデンマーク代表経験もあるDFショルツ、五輪でもフル回転した現日本代表不動の右サイドバック・酒井の2人の加入で守備力は確実にアップし、最近5試合で1失点のみ。3バックと4バックの併用、試合中の変則&可変システムにも対応できるようになった。
9/16(木) 18:00 アエラ
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さらに攻撃陣では実績のある江坂が前線で新たなアクセントになっており、今後のさらなる攻撃力アップも期待できる。「改革元年」と宣言した昨季はサポーターの期待を裏切ったが、今季から指揮を執るリカルド・ロドリゲス監督の下、チームは間違いなくポジティブな方向に進んでいる。残り試合数を考えると優勝は難しいが、3位に入ることができれば、来季は開幕から堂々と頂点を狙える存在と言えるだろう。
現在2位の横浜FMは、3トップの中央でエースに君臨していたオナイウ阿道が海外移籍し、代わりにFW杉本健勇、宮市亮を獲得した。しかし、浦和で結果を残せなかった杉本に大きな期待は寄せられず。高校卒業後からすぐに欧州クラブでプレーしていた宮市はコンディションも含めて未知数で、9月5日に若手育成の場であるエリートリーグに先発出場したが前半終了間際に2枚のイエローカードを受けて退場処分となるホロ苦いデビューとなった。幸い、セルティックに引き抜かれたポステコグルー監督に代わる新指揮官マスカットの評判が上々。夏の新戦力に頼るよりは、新エースとして期待される前田大然を中心に現有戦力を再整理し、今季の逆転優勝へと突き進みたいところ。勝つことで自信が深まり、再び盟主の座に就くことも可能になる。
浦和と並び、効果的な夏の補強を行なったと言えるのが、最前線と最終ラインに助っ人を加えた名古屋だ。28歳のポーランド代表FWシュヴィルツォクは、交代出場でJリーグ3試合目となった8月22日の福岡戦で、素早いターンから右足を鋭く振り抜いてファーサイドへ突き刺す“ゴラッソ”を決めて「月間ベストゴール」を受賞。その得点だけでなく、最前線で“強さ”を見せて1トップとして存在感を発揮している。そしてDFキム・ミンテは高い適応力で不安定だった守備陣を整え、デビュー戦となった8月15日の湘南戦ではCKから決勝ゴールも決める“救世主っぷり”。この2選手の活躍もあり、チームは最近5試合を4勝1分と結果を残して現在、勝点50の4位。足りなかったピースを手に入れたことで、来季以降にも期待を持てるチームになっている。
その他、今夏の補強で注目される選手が、C大阪に10年ぶりに復帰した乾貴士とFC東京に11年ぶりに復帰した長友佑都だろう。ともに欧州トップリーグ、さらに本代表での経験も豊富なレジェンド。乾は早速、9月5日のルヴァン杯・G大阪戦で復帰後初出場を果たして錆びつかない技術を披露した。長友は9月12日に獲得が発表されたばかりだが、代表戦にも出場しておりコンディション的な問題はない。乾は33歳、長友は35歳という決して若くない年齢だが、ともに今季中位に甘んじているチーム(C大阪が12位、FC東京が9位)の再建の旗手になれる求心力を持っており、この2チームが上位争いに加わることで、再び「戦国Jリーグ」と言える混戦状態になる可能性は大いにある。
また、楽しみな若手が多く揃う中で安西幸輝を獲得した鹿島、下位に沈んでいるが、藤本憲明、松岡大起など大量補強に成功した清水、戦力的には上位と遜色のないG大阪なども控える。4年間で3度のリーグ制覇を果たした川崎の“黄金時代”が続いていた近年のJリーグだが、今夏の移籍期間を経て、その勢力図が大きく変わりそうな気配が漂う。すでに始まっている今季の後半戦、そして残り10試合の戦いから、Jリーグの“次なる盟主”が生まれることになるかも知れない。
Jだって他国リーグのシーズン中に強奪してくるよ
お互い様
元藤枝ブルックス今年は結構強い
ダミアンも出てきそうだし今年で終わりそう
ネームバリューがある選手を取ってくるけどみんな高齢
大卒の即戦力を国内でずっと活躍させるプランも今後は難しそうだしどうなるか。
そりゃ優良選手を安値で海外移籍させたらこうなるわ
外国人ですら三苫や田中ほど実力ある選手なんてそうそういない
Jリーグはこれがあるからレアルやバルサみたいなチームが生まれにくい
Jは給与が低すぎるから
ベルギーと同等程度には上げない限り
欧州への流出は続くよ
いや今年の福岡は好調な時期もあったけどまさかね
外国人が当たりだわ
そのあとイニエスタ効果で海外から引っ張ってきてもならん
川崎を優勝に導いたJリーグ日本人MVPの選手をたった3億円で移籍させてあげるっていうのが信じられないんだよな
すぐにでも10億円の価値になりそうな選手だったじゃん
選手の為に早めに出してあげようっていう親心なんだろうけど、
Jリーグがナメられる原因になってるよ
ベルギー一部二部・オーストラリア・ポルトガル・スコットランド・ドイツ二部から強奪されるリーグってなんだよ・・・
移籍金で10億円払うっていうクラブがでるまで川崎でやってもらえばよかったじゃん
年俸がそこまで高くないからそんな移籍金は無理だろうし、そんな事したらその後契約してくれる有望株いなくなるだろ
年俸安いもんな。移籍は仕方ないよと
いよいよあのクラブが…
控えの戦力も見ると名古屋かな?
いければいいけど松岡とか林いないし
もちろん土台があった上でだけど
そのふたりが抜けたところに補充をしなかったから
つまりチームが悪い
家長小林が動けるうちに世代交代うまくできるか
いける時間が短いし
カズラモス武田北澤がいた頃のヴェルディだな
蔚山戦見てたらボールキープしながらも結局勝てない、いかにも日本的なクラブになったのが納得できた
蔚山戦ってポゼッションもその他データも全部完全に五分五分のゲームだぞ?
川崎の補強非難されがちだけど、ベストイレブンクラスを日本人で補強って厳しいわな
かなりムリゲーだと思う
三笘と田中碧が移籍しただけならここまで停滞しない
谷口と旗手っていう要の選手二人が怪我でいなくなったのも大きい。中心選手を4人抜かれて継続できるクラブなんて存在しない
まあ大島に関しては怪我してるのが日常だからアレ
弱点が目立つ
来年上位にいるのは川崎マリノス名古屋浦和神戸ぐらいで、
鳥栖は流出がどうなるか。鹿島は令和になってからどんどん弱体化してるんだよな。
広州恒大みたいな末路は嫌だ
デンマークやノルウェーからの選手獲得が目立ったけど、西野努TDは特定の地域には
フォーカスしていないと言ってた
ポーランド人がいつまでいるか分からないけどさ
あとはマリノス、川崎、鹿島あたりが優勝〜ACL圏内を争うような感じになるんだろう
神戸は名前だけで選手獲ってるうちは優勝は無理だろ
神戸は今の監督をどうにかしないとw
SDとしてはそこそこ成果を収めたけどリージョに対する評価がおかしかったし
フィンクからも肝心なことを学んでいなかった
今の平野孝SDは前任者よりさらに疑問符