1(遊)ミッシング・リンク
2(中)フーダニット
3(左)後期クイーン問題
4(二)ダイイング・メッセージ
5(一)クローズド・サークル
6(右)ヴァン・ダイン20則
7(三)レッド・ヘリング
8(捕)信頼できない語り手
こちらもおすすめです
1(遊)ノックスの十戒
ノックスさんが作った、推理小説が守るべき10のルールや。
要は筆者と読者はフェアな関係であるべきってルールやで
ただしヴァン・ダインも自分で破ってた模様
1(遊)ミッシング・リンク
パッと見無関係やのに実は関連性がある、ってやつや。
無差別連続殺人事件やと思わせて、犯人が実はある条件で被害者を決めていた、ってパターンがその1つやで
2(中)フーダニット
読んで字のごとく、誰が犯人なのかを推理する物語の形式や
他にも動機を推理するホワイダニット、犯行方法を推理するハウダニットがあるで
一番つまんなそう
犯人当ては全部フーダニットやから、当てはまる作品は1番多いと思うで
フーダニットとハウダニットは一セットなのがほとんどちゃう?
ハウダニット∈フーダニットって感じやな
ハウダニットメインやと逆転裁判みたいにモロバレの犯人をジワジワ追い詰める快感がある
電波届かないからセーフ
もしくは妨害電波
ゾンビテロによる情報統制は面白かった
3(左)後期クイーン問題
エラリー・クイーンが考えた、推理小説におけるパラドックスや
①探偵が犯人を推理しても、架空の出来事である以上ほんとうにそれが正しいのかどうかは誰も分からない
②なんの権限もない探偵が警察を差し置いて捜査や推理をするのはどうなん?
って感じ
2はクローズドサークルで一応説明できるんよな
そのクローズドサークルがスマホのせいで説明できんくなったけど
>>9
探偵役を引き立てるために登場した無能警察のせいで被害者が増える、とかなら当てはまりそう
4(二)ダイイング・メッセージ
被害者が今際の際に遺したメッセージや
「バレないように犯人を指摘するため、ちょっとひねったメッセージを残す」「被害者の死後にメッセージを見つけた犯人がそれを書き換える」のパターンが多いね
残せるわけねーだろって毎回思うあれか
火事場の馬鹿力やで()
まあツェペリさんも身体が真っ二つになってからも暫く生きて喋ってたし
波紋使いを一般人と一緒にしては…
波紋使いみたいな実は特S級の異能力者がひっそりと活躍暗躍するようなのって何か称されてたりするのかな?ラノベ?
5(一)クローズド・サークル
登場人物が外界と交流できないようにされた環境のこと
挙げてる人もおったけど、スマホがあると困るから圏外の山の上とか孤島とかが舞台になりがちや
警察の介入を防げるのがいいよな
ぶっちゃけ探偵ができる以上のことを普通は警察ができるわけだし
十津川警部とか右京さんみたいな
>>26
文学史上最初の警察官探偵はおそらく、
チャールズ・ディケンズが交友のあったスコットランド・ヤードの捜査官をモデルにしたという、『荒涼館』(1853年)に登場するバケット警部であろう。
但し、このバケット警部は後年にF・W・クロフツが生み出すフレンチ警部のような個性の乏しい人物である。
シリーズ刑事として最初の警察官探偵はエミール・ガボリオの『ルルージュ事件』(1866年)から『ルコック探偵』(1869年)
までの3編または4編に登場するパリ警視庁のルコックである。
なお、アーサー・コナン・ドイルは『緋色の研究』の中でシャーロック・ホームズに「取り柄といえばたったひとつ、精力的に動くという点だけだ」と罵倒させている。
だいぶ遡るんやなあ
それ法律用語
最初のノックスさんの詳しいverみたいな感じや
7(三)レッド・ヘリング
ある共通点を隠すために、他の共通点をわざと作ることや。論点のすり替えやな。
ミッシング・リンクとちょっと似てるけど、向こうは「何の共通点もないように見える」で、こっちは「本来は〇〇という共通点があるが、わざと△△という共通点を作ってそちらに意識が向くようにする」ことや
? ちょっと違うくない?
簡単に言えばミスリードであって他の共通点をわざと作るってことが本質なわけではない
書き方が悪くて申し訳ない
ただのミスリードじゃなくて、他の餌をぶら下げてそちらに注目させる形のミスリードって言いたかったんや
ミッシングリンクって一見つながりが見えないが実はつながってる被害者のことを言うんかと思ってたが
ミッシングリンクはそうやな
レッドヘリングは一見つながりが見えないんじゃなくて、一見見えてるつながりが本当のつながりを隠すためのダミーってことや
あっすまん勘違いしてた
かまへんかまへん
ルブラン「シャーロックホームズを勝手にワイの作品に出してうちのルパンのかませにするで!」
ワイ「えぇ…」
江戸川乱歩「アルセーヌルパンを勝手にワイの作品に出してうちの明智小五郎のかませにするで!」
ワイ「ええぇ…」
ルブランは名前変えたからセーフ
エルロックショルメスなんてほぼ変えてないやん
叱られたからね しかたないね
8(捕)信頼できない語り手
真実を全て述べているのかが不明な視点人物(地の文を含む)や。
妄想を証言したり嘘をついたりする可能性のある人物視点で物語を進め、わざと主題に関わる場面を描写しないことで読者に対して真相を隠す、みたいなやつやな
「ヴァン・ダインです」みたいな
あと完全にミスリード誘う迷路館とか
両方綾辻やけど
それを言ったらミッシングリンクも元は生物学用語では?
今ググるまで知らんかったわ……
教えてくれてありがとう
2 探偵方法に超自然能力を用いてはならない
3 犯行現場に秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない(一つ以上、とするのは誤訳)
4 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
5 中国人を登場させてはならない
6 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
7 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
8 探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
9 サイドキックは自分の判断を全て読者に知らせねばならない
10 双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない
なんで中国人いかんのや
中国三千年の不思議パワーとか使ってまうからか
わけわからん超能力者みたいな
昔は知らんが今ではsfとか特殊設定もの珍しくないわな
特殊設定だとミステリーサークルをスマホの呪縛から解き放ちやすいからね
おすすめ作品も例示したいけどその時点でネタバレやからすまんな……
代わりと言っちゃなんやが、基本全部あてはまらん作家こと清涼院流水をおすすめしとくわ
よろしくな
叙述トリックかな?
叙述かなあ…?
カテゴライズが困難なのは確かや
例示したらネタバレなるんは9番ぐらいやないか
ワイがどこで口滑らすか分からんくて怖いねん
短編集とかなら混乱せんかもしれんな
最近新刊が出た米澤穂信の小市民シリーズとかええで
ミッシングリンクなら九尾の猫 ABC殺人事件
細い赤い糸をおすすめしとく
細い赤い糸は最近復刊したので
細い赤い糸は知らんかったサンガツ